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菅谷杏樹 個展「霧を縫う」
開催期間
2022/11/23 〜 2022/12/02
休み
開催時間
/ 〜 /
会場
@art speace kimura ASK?(2F)+ASK℗ (B1F)
住所
TEL
AIJP印刷サービスをご利用で、びざん生成中厚口をお使いいただいています。
古来より人間は異種の生き物と生活を共にしてきた。それらは共に生きることでお互いの命を繋いでいく存在であった。
現代では失われた「養蚕」は日本の近代化を支えた重要な産業である。人々はその虫を「オコサマ」と呼び、各家庭で大切に育てた。大量の虫を育て、家の中で共に暮らす生活とは一体どのようなものだっただろうか。その生活の中で蚕と人は一体どのような関係性を築いていたのであろうか。
本展は菅谷の祖母の幼少期の記憶「糸を吐くおばあさん」を軸に、その記憶を再現した映像作品、高祖母が作った着物、菅谷自身が育てた繭、生糸を使用したインスタレーションで構成される。失われてしまった生活と、その感覚を作品を通して浮かび上がらせ、人間中心主義の現代における異種と人との関係を模索する。
菅谷杏樹(すがや・あき)
東京都檜原村に拠点を 持ち、山の生活を営みながら、養蚕、養蜂、農業などを実践する。民間伝承や民族文化のリサーチから、人間中心主義における異種との関係性をテーマに主に自然物や映像を使用したインス タレーション作品を制作する。2022年東京藝術大学大学院美術研究科修了。 主な活動として個展「Ambrosia」(myheirloom/3331アーツ千代田/2022)、グループショー「科学と芸術の丘2022」(戸定邸松戸/2022)、「ひのはらアートプロジェクト」(檜原村/2022)「CAF賞 2018」(代官山ヒルサイドフォーラム/代官山/2018)、などがある。
https://asku.sakura.ne.jp/ask/2022/11/07/菅谷杏樹-個展「霧を縫う」-岡ともみ-個展「誰そ/