阿波和紙会館では、毎年いろいろなイベントや作品展をしています。2F展示スペースには、定期的にさまざまなクリエイターによる作品展示。同じく、2F多目的ホールや図書館では、いろいろなジャンルの講師をお招きしての、体験教室。また、夏の「手漉き和紙研修会」に、初春の「三椏刈り取り研修会」と、盛りだくさんです。

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浮世絵「阿波  鳴門の風波」摺りデモンストレーション
開催日時:  2023/10/8      13:30  〜  15:00
参加費:無料(入館料別途)
ただいまアワガミファクトリーでは、安藤広重の浮世絵として知られている「阿波  鳴門の風波」の復刻制作を行なっています。

この度の復刻では、徳島県出身であり、日本財界の重鎮として活躍した日本化薬株式会社  元会長  原安三郎氏の浮世絵コレクションとして所有されている当該作品の初摺り(最初の版木で彫られたもの)を、中外産業株式会社様のご厚意により拝見させて頂き、その初摺り作品を原画として復刻作業を進めています。

6月に版元、彫師、摺師と共に原画を拝見し、その後、まずは彫師のもとで版木制作が進みます。
8月下旬に板木は彫師から摺師のもとへ移り、校正摺りや版木の修正など細かい作業を経て、これより本摺に進もうとしています。
江戸の気鋭の浮世絵師であった広重の息吹を、京都の木版画版元である芸艸堂の協力を仰ぎ、当代気鋭の彫師、摺師がこの復刻に実直に臨みました。

今回の事業を記念しまして、新たに制作された「阿波  鳴門の風波」の版木を用いて、摺りの公開デモンストレーションを行います。
版元、膨師の解説も交えながら、浮世絵が出来上がる最終工程をぜひお楽しみ下さい。

版元:早光  照子(株式会社  芸艸堂)
彫師:佐藤奈実
摺師:平井  恭子(佐藤木版画工房)

会場:阿波和紙伝統產業会館