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彫刻木造如来坐像 薬師寺
木造彫刻の如来坐像である。真言宗御室派瑠璃山薬師寺の本尊で、南北
朝時代の作といわれる。像高52cm、台座高40cm、寄木造(よせぎづくり)である。内刳( うちぐり )(像内部を刳り抜く)で、表面は漆を塗った上に金箔を押している。頭部は前後で2材を接合し、体部と首の穴に枘(ほぞ)を差し込むことにより接合しており、 眼は彫り込んでいる。体部は前後で別の木材を2材、左側面は1材、膝(ひざ)前の 横材、裳先1材をそれぞれ接合している。両肩で両手を接合し、右肘(ひじ) でも 接合している。両手首の先は、後世に別の材料で補修されている。天正年間(1573~1592)に長宗我部(ちょうそがべ )軍が当寺を攻めた時、本尊が蜂の大軍となって襲いかかったために兵火を免れたと言う伝説がある。作者は不明。
吉野川市教育委員会