阿波和紙会館では、いんべの名勝を紹介しています。

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母衣暮露滝
川田川の源流に位置する「母衣暮露滝」は、落差約30mの滝で、標高700mの県有林内、美郷の最西端にあります。落下する滝水が途中の岩にくだけ散り、3段になってすだれのように飛び散る景観に、爽快さを感じます。滝のすそには霊験あらたかな不動明王が安置されており、祈願成就のため多くの人々が訪れていました。その際、滝すそで一心不乱に祈っていると、滝に後光が射し、着物が飛沫で濡れるのもかまわず、日の暮れるのも忘れてひたすら祈願したことから、この名が付けられたそうです。また、春のツツジ、初夏の新緑、秋の紅葉と四季の変化に富んだ景観は絶景。滝のすぐ近くまでマイカーで行けますが、訪れる人は少なく、それだけに秘境ムード満点です。
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