阿波和紙会館では、いんべの名勝を紹介しています。

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山崎八幡宮の大イチョウ
山崎八幡神社境内の北東のすみに樹齢数百年を経ていると思われる大イチョウがある。目の高さで、周囲5.7メートル、1の枝までの高さは4メートルあり、枝のつけ扱から気根が垂れ下っている。
 背丈は約25メートルあり、はうきをさかさまにしたような形がひときわ高く抜きん出て、遠方からもよく見える。葉は11月下旬に黄色く色づき、初霜がくると一斉に落葉するさまは見事である。
 明治29年(1896)に、この八幡神社の境内に山崎小学校(3教室)が新築されて以来、昭和13年3月までの42年間、山崎の子どもたちはこの大イチョウの木の下で育ってきたのである。
数年前、神社本殿を改修する際、繁茂したイチョウの枝が神社の屋根を疼めるので、広く伸びた枝を伐ったので、樹形が残っている。
山川町教育委員会
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