阿波和紙会館では、いんべの名勝を紹介しています。

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船窪ツツジ群落
オンツツジ群落は、山川町字奥ノ井、標高1060メートルの地にあり、その名のように船の底形に窪んだ所にツツジが群生している。この峰のあたり一帯にツツジが群生しいたが、現在は3.5ヘクタールほどあり、昭和38年6月18日、県から「船窪つつじの自然群落地」の名によって天然記念物に指定され、、さらに昭和60年10月26日「船窪オンツツジ群落」として国指定の天然記念物となった。
5月中旬に開花、赤、紅、紫と段々と咲いていく。5月中旬1週間が見頃である。
1200株のツツジが清浄な大気の中で咲く姿は実に壮観である。1200株の70%以上を占めるオンツツジは高さ6メートル以上もあり、見上げて鑑賞する。展望台に立って美しい花を眺め、手に染まるような青空を仰いでいると、自然の造形美に帰るのを忘れるという。
船窪オンツツジ群落の保護に「山川の文化財を守る会」会員が努力している。
地図