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忌部山古墳
現在の忌部神社社地の東側を尾根道づたいに南へ400メートルぐらい登ると、平坦な忌部山頂に達する。そこには、大きな横穴式の円墳が内部の石壁や外形も完全な形で残っている。
副葬品は散逸して見られないが、当時の制度から考えて、高貴な人の墳墓であったことは明らかで、恐らくは忌部系のものであろうと推察せられる。
なお、山頂には、このほかに2基だけ残っているが、埋れたり破壊されたりして、わずかにその跡をとどめているに過ぎない。
昭和51年(1976)8月10日より発掘調査が実施され、5基の古墳について調査する。忌部山古墳群は横穴式石窟で玄室を隅丸に構築し、天井を持ち送るという特徴ある石室で、忌部山型石室と呼ぶことになった。忌部氏の墓とは断定できないものの忌部氏と深い関係のあったことは、忌部山という地名からも実証できると思う。