阿波和紙会館では、いんべの名勝を紹介しています。

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西ノ原古墳
山川駅の南方の台地にある西の原に「無縁大師塚穴」と呼ばれる横穴式の円墳が残存している。昔は表面積が約1ヘクタールもあったと言われているが,現在はけずりとられて田畑と化している。以前,塚穴がくずれ白骨が出土したこともある。
 現在,その中に地蔵様を安置しているが,それまで一度鉦(たたき鐘)の音がしていたが,それを祭ってから音が止んだとの伝説がある。現在,塚穴の入口に「南無大師」と刻まれた碑が立っているが,これは古墳の入口のふた石であったといわれている。また,この碑石に伝わる伝説も多い。
 なお,西ノ原にはかつて塚穴が3か所あったが1か所が現存している。