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湯立耕地整理
明治末期には、耕地整理が全国的に行なわれたが、本町でも,明治40年(1907)に、これに着手した。
 そのうち、湯立耕地整理組合は大正3年(1914)4月24日に創立総会を開き、耕地整理こ着手した。当時の初代組合長平野鍋吉、副組合長住友春太郎のもとで,大正7年(1918)3月に24.8ヘクタール
におよぶ整地を完了した。
 これらの大事業については,通常土地整理による個人の利害や損得が紛争を起こし、むだな経費を要することが多いのであるが発起人の熱意と努力は,よく組合員を説得し、りっばに耕地を整え、土地の高低を正し、水路を引いて潅漑や排水の設備を整えていった。
 なお、湯立の山王神社境内に耕地整理記念碑が建てられ、いつまでも先人の功績を伝えている。
  総工費 9,692円76践
  幹線水路延長 1,800メートル