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湯立耕地整理記念碑
大正3年(1914)4月に,湯立耕地整理組合が創立し,その総会において役員を選出し,工費を定めた。翌年5月、起債を議決し、工事に着手した。揚水動力は,当時の川田水力電気会社より受けていたが,後に吸入ガス発動機に改め、さらに大正14年(1915)4月再び電動力に変更した。
 整理地域は25.6ヘクタールであった。しかし,整理施行前と比べると水田への給水状況はもとより、農道などの改良は目を見はるものがあった。
 昭和14年6月に、ときの組合長平野鍋吉が中心となり,この整理事業概要をしるし,先人たちの労苦をたたえるために記念碑が建てられた。花崗岩の碑の裏面には,事業概要が刻まれている。
山川町教育委員会