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阿波和紙会館では、いんべの名勝を紹介しています。
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楮畑看板
ようこそ 楮(こうぞ)の畑へ
この畑では、日本の伝統的な和紙の原材料である楮を栽培しています。楮は、古くから丈夫で美しい和紙を作るために欠かせない植物です。しかし、紙の原料として使われる以前は、楮の繊維を取り出し糸を作り、衣料として活用していました。その糸は「木綿」と呼ばれ、貴重な布地として人々の生活を支えてきました。
高越山と木綿麻山
背面に聳える山は「高越山」と呼ばれています。別名を「阿波富士」と言い、古来からは「木綿麻山」とも言います。この木綿は楮の繊維を撚って糸状にしたもののことです。麻は大麻のことで繊維植物が古くからこの地で活用されていたことに由来しています。楮や麻の繊維を用いた衣類や紙作りの文化は、この地に深く根付いているのです。
和紙と楮の魅力
楮から作られる和紙は、耐久性に優れ、時が経つほどに味わい深くなります。日本の文化や歴史を支えてきた楮の魅力を、ぜひこの畑で想い描いて下さい。
栽培と収穫の流れ
• 春:施肥をする、新芽が出る、除草をする
• 夏:枝が成長、芽欠き作業をする、
• 秋:葉が落ち、冬に収穫
• 冬:皮を剥ぎ、和紙の原料として加工
その他、詳しくお知りになりたい方は山川町楮三椏生産組合/(一財)阿波和紙伝統産業会館まで
山川町楮三椏生産組合
組合長 藤森 洋一