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金勝寺
宗派 真言宗御室派 本尊 阿弥陀如来 檀徒 約400戸
金勝寺は,保命山長寿院ともいわれ,本尊の阿弥陀如来の立像は,行基菩薩の作と伝えられる。
当寺は,西法寺とともに阿波郡伊沢村(今の阿波郡阿波町伊沢)明王院の末寺であった。当寺も天正年間(1573〜1591)に,長曽我部の戦火にあい全焼し,後に再建された。その後,古義真言宗金剛峯寺の直末となり,現在では真言宗御室派に属している。
昭和15年に,住職横田寛全によって,改築されたもので,本堂は,戦時中の物資不足を克服して再建されたものである。
また当寺は,教育と関係深く寺子屋の記録が初めて文献にあらわれたのは,享保年間(1716〜1735)であるが,本町では,1740年頃(元文・寛保年間)に金勝寺で始められたのが,一番古いようだ。
昭和58年8月宗祖 弘法大師入定1150年遠忌記念事業として本堂横に等身大の水子地蔵尊を安置した。
山川町教育委員会
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