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川島神社のイブキ
樹周は2.83m、幹は地上から高さ2m付近で多数分枝して伸びている。徳島県内では3番目の太さであるともいわれる。樹齢や由来については不明 であるが、川島神社が1916(大正5)年にこの地に座する以前よりあるもの といわれている。 イブキは別名ビャクシンともいう常緑高木である。長命で大きいものは 高さ20m、直径70cmほどまでになる。分布は、本州の太平洋岸と瀬戸内 海地方、まれに日本海岸、四国、北九州、朝鮮、中国、内モンゴルに分布 する。庭木、盆栽によく使われており、とくに寺院に多く植栽されている というが、県内では自生するイブキの分布は少ないといわれている。
吉野川市教育委員会