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谷の四ツ足堂周辺石造物群 ―五輪塔―
  光明真言供養塔2基、五輪塔5基、庚申塔5基の計12基の石造物群であ
る。造立(ぞうりゅう)の経緯は不明であるが、かつて重楽寺(じゅうらくじ)(現所在地は美郷字宮倉100)があったという敷地内にあることから、同寺に関連した石造物群であると  推察される。

高さは103cm。碑面には「寛永十九年  二月二十一日    清界  権大僧都  逆修」と彫られていることから、1642(寛永19)年に造立されたものと考えられる。現況は下から台座、地輪(方形)、水輪(すいりん)(円形)、火輪(かりん)(笠形)のみである。
吉野川市教育委員会
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